賃貸住宅コンペ まちへ出る アイデア提案部門
テーマ 第11回 震災復興のラストランナー 福島県双葉町
2012年に始まった大東建託賃貸住宅コンペは、10回の開催を経て新たなコンペのかたちに挑戦することになりました。第6回から第10回まで取り組んだ「仕組みと空間」の提案への挑戦は、さまざまな賃貸住宅のあり方を考える機会となりましたが、第11回からの5年間はさらなるリアルを追求し、日本各地のまちへと私たちが趣き、コンペの開催を試みていきます。
コンペ自体が各地の状況を発信しながら地域の課題と向き合い、応募者のみなさんと一緒に改めて賃貸住宅の役割を考えていきたいと思います。
第11回の開催地域、福島県双葉町は東日本大震災によって甚大な被害を受け、2022年8月末に被災地で最後に避難指示が解除された地域です。町民の多くがまちに戻っておらず、まちとしてもこれからの姿を模索しています。
そういった場所において「賃貸住宅」にできることは何でしょうか。今回は実施コンペではありませんが、まちの未来を創造し、これからの風景をつくり出す「賃貸住宅」の新たな提案をお待ちしています。
観覧募集中!公開2次審査
審査委員
対象敷地
賞金
- 最優秀賞1点200万円
- 優秀賞1点100万円
- 入選3点各50万円
- 佳作5点各10万円
※賞金はすべて税込です。
スケジュール
- 2023年7月1日 (土)応募登録開始
- 2023年10月16日 (月)登録・作品提出締切
- 2023年12月1日 (金)1次審査結果発表
- 2024年2月24日 (土)2次審査+表彰式
- 2024年4月1日 (月)最終結果詳細発表
応募要項
審査方法
審査は2段階審査方式で行います。1次審査ですべての応募案の中から2次審査に進む5作品を選出し、さらに、「佳作」5作品を決定します。
2次審査は、通過した5作品のプレゼンテーション、質疑応答,審査会を経て 、各賞をその場で決定します。
対象敷地
応募資格
グループ・個人を問いません。
登録方法
本コンペに参加するためには、事前に当ウェブサイトの登録フォームから登録を行ってください。必要事項を入力し送信すると、e-mailで登録番号が交付されます。この登録番号は応募にあたって必要になりますので、紛失しないよう、記録・保存してください。
・交付後の、登録番号に関するお問い合わせには応じることができません。複数案応募する場合には、作品ごとに登録が必要です。
・応募登録は当ウェブサイト以外からはできません。
・登録後、内容に変更があった場合は再度登録をし直してください。
・携帯のメールアドレスでは登録通知の返信メールを受け取れない場合があります。提出物
A2サイズの出力紙(420mm × 594mm、片面横使い1枚)
PDFデータ(10MB以内)
提案のタイトル/「賃貸」の新たなスキームを示すダイアグラム等/設計意図を表現したものをケント紙あるいはそれに類する厚紙1枚に納めて提出してください。表現方法は自由。立体(突起物や凹凸)、額装、パネル化は不可。裏面は白紙としてください。提出締切
A 2 用紙: 10月16日(月)当日消印有効
PDFデータ: 10月16日(月)23:59まで※持込み、バイク便は不可。
登録番号の記載
提出用紙の表面右下に35ポイントの文字サイズで登録番号を明記してください。 登録番号以外の応募者を特定できる内容は記載しないでください。
提出先
A2サイズの出力紙
株式会社新建築社「大東建託 賃貸住宅コンペ 係」(必ず明記のこと)
〒100-6017 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング17F
TEL. 03-6205-4382PDFデータ
応募フォームに従いアップロードしてくださいQ&A
受付中!
質問はこちらから Click!Q&A公開日:8月中旬(予定)
その他
応募作品は未発表のものに限ります./ 応募作品は返却致しません.必要な場合はあらかじめ複製をしておいてください./ 入賞後の応募者による登録内容の変更は受け付けません./ 同一作品の他設計競技との二重応募はご遠慮ください./ 本コンペ応募作品の著作権は応募者に帰属しますが,応募作品の発表に関する権利は主催者・後援者が保有します./ 入賞後に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は,すべての応募者の責任となります. また,そのような場合は主催者の判断により入賞を取り消す場合があります./ 2次審査用の模型は返却いたしません./ 応募者には,本コンペに関する情報発信(動画,写真,コメントなど)に協力いただく可能性があります./本コンペにおいて取得した個人情報は,主催・後援・コーディネーターが共有しますが,本コンペの運営以外に使用いたしません.また,第三者に譲渡や転売はいたしません.
福島県 双葉町
伊澤 史朗 福島県双葉町長
双葉町長より ひとこと
福島県双葉町は、昨年2022年8月末から住民の帰還が始まり、今まさにどのようなまちをつくっていくかに取り組んでいます。双葉町の現状を見に来ていただき、「自分が住むとしたらどんなまちであってほしいか」将来を見据えてイメージしてください。さまざまなアイデアを寄せていただき、双葉町にしかないまちのあり方を一緒に考えていきたいです。
徳永修宏 副町長(左)、 伊澤史朗 町長(中央)、 平岩邦弘 副町長(右)
— 双葉町の取り組み —
ちいさな一歩プロジェクト
「みんなで双葉のまちを面白くするために、ちいさな一歩を、今踏み出そう」
双葉町からのお知らせ
「イベント情報など」
メンター建築家によるエスキス
1次審査通過者にメンター建築家によるエスキスを受ける機会をご用意します
コンペへの参加を通じて「学びとスキルアップ」したいという応募者の期待に応え、第11回から新たに1次審査通過者に対して5組のメンター建築家からエスキスをうけていただける環境をご用意します。
メンター建築家
Q&A公開/質問受付中
Q&A
Q: 現地の写真、双葉町図書館、小学校の写真を共有頂くことは可能でしょうか。
A:計画地の紹介動画を公開しております。そちらでご確認いただけます。
※現地が造成、工事中のところが多く、その他の公開を控えています。
対象敷地公開 動画Q: 提出期限についての質問です。締切日の10月16日に「PDFデータ」の提出ができていれば、「A2サイズの出力紙」は16日中に郵便ポストへ投函さえすれば大丈夫でしょうか。
A: 郵便局をご利用される場合は、「当日消印有効」となります。
ポスト投函された郵送物は投函された時間ではなく、回収され集配を行う郵便局に持ち込まれた日に消印が付与されますで、ご注意ください。詳しくは、最寄りの郵便局へお問い合わせください。
提出締切
A 2 用紙: 10月16日(月)当日消印有効
PDFデータ: 10月16日(月)23:59までQ: 作品の提出方法についての質問です。
A2サイズの出力紙(420mm × 594mm、片面横使い1枚)は,2つ折りにして郵送しても大丈夫ですか。
A: 2つ折りでご提出いただいて構いません。Q: 作品の持込みはできますか。
A: 持込み、バイク便は不可となります。Q: どの対象敷地もかなり広大でありますが、敷地全域に設計を施さなければ行けませんか?
場合によっては、敷地内のある範囲は今回の提案には関係ないこととして更地のままにしてもよいのでしょうか?
A: 敷地全体を利用する必要はございません。Q: 敷地1と2は全体6万平米程度ですが、すべてをデザインするとA2サイズの用紙では凄く小さなスケールになり見にくくなります。一部だけ、あるいは範囲内に一つのコミュニティ(1万平米程度)を提案することが可能でしょうか。
A: 必ずしも敷地全体を計画する必要はありません。敷地の一部のみの計画提案も可能です。Q: 複数案応募できますか。例えば、計画地1(提案1、登録番号1)、計画地2(提案2、登録番号2)。
A: 複数案の応募は可能です。
但し、登録番号はアドレスに紐づくため、登録済みのアドレスとは別のアドレスで登録する必要があります。Q: 海に近いようですが、津波の影響は想定しないでいいですか
A: 津波の影響については、復興工事も行われており想定なしとします。
<参照>ふくしま復興情報ポータルサイトQ: 双葉町立双葉北小学校の現存する校舎は築何年ですか。
また、構造的にあと何年ほど維持・保存できる見込みでしょうか。
A: 築52年です。(1971年竣工)
維持、保存の見込みは想定で構いません。校舎は耐震改修後の建物となります。Q: 双葉町駅西地区の敷地➁の南に向かっての境界線が明確ではありません。具体的な敷地面積を教えてください。
A: 計画範囲を指定しておりますが、具体的な面積確定はしていません。資料から算出できる面積で計画をお願いします。
コンペ開催地 募集中
まちの課題を一緒に考えませんか
「賃貸住宅コンペ まちへ出る」では今後もコンペを一緒に開催いただける地域を募集します。コンペに参加する学生や若手の建築家のかたとともに、みなさんのまちのこれからを考えませんか。