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新たな賃貸スタイル部門 審査委員特別賞
＋αの空間を借りながら住める，職住混合の賑わい空間
Dragon Court Village
稲垣淳哉 佐野哲史 永井拓生 堀英祐／Eureka
愛知県岡崎市に建つ5つのアネックスと9戸の住戸からなる木造賃貸住宅（2013年竣工）．住人は，暮らしと商いをハイブリッドにしたさまざまな暮らし方ができる．9戸の住戸は全て2層構成のため，1階での商いも可能だが，＋αの賃料を払って5つのアネックスを借り増しすることもでき，住戸+アネックスの住まい方も選択ができる．住人が一体となって，1階の軒下空間で地域に開放されたマルシェが行われるなど，自発的な管理運営も生まれている．建物の周りは通り抜けできるスペースが取られ，さらにその外側に駐車場が配置されている．（Eureka）
稲垣淳哉氏．
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敷地配置と1階部分の平面
上：南側から見る外観．住戸やアネックスのグランドレベルの空間を開放してマルシェが開かれた時の様子．左下：住戸2階．主居住スペースもさまざまな方向に視線が抜ける．右下：路地のような1階の共用部．