主催:大東建託株式会社  後援:株式会社新建築社

最新情報

2014年2月28日
審査講評をアップしました。
2014年2月6日
2次審査結果発表をアップしました。
2014年1月31日
公開2次審査観覧者募集を終了しました。
2014年1月23日
1次審査結果発表をアップしました。
2014年1月9日
応募登録の受け付けを終了しました。
公開2次審査観覧者募集を開始しました。
2013年9月2日
ホームページをオープンしました。
応募登録の受け付けを開始しました。
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過去のコンペ

1次審査結果発表

「第2回大東建託賃貸住宅コンペ」には、557点(応募登録1,216件)の多数のご応募をいただきました。
去る1月15日に1次審査会が行われ、1次審査通過6点と入選8点、学生特別賞10点が決定いたしました。
2月1日(土)公開2次審査が行われます。なお、このHP内で公開2次審査観覧希望者を募集しております。奮ってご参加ください。


1次審査を終えて──審査委員からのコメント

小泉雅生(審査委員長)
「新たな『賃貸住宅』を考える」という課題でしたが、賃貸住宅の提案に留まらず、空間、社会、都市の問題、個人のライフスタイルなど、さまざまなレベルに提案が広がりました。2次審査に進む6組の方々には、どなたにもチャンスがあります。2次審査は、皆さんにプレゼンテーションをしていただくと同時に、審査委員である我々との議論を楽しんでもらう場でもあります。公開の場で、刺激的なやり取りができることを期待しています。議論が活性化するように、という観点で準備を行っていただければと思います。

五十嵐淳
賃貸住宅は、経済原理から考えられて成り立っていて、もちろんそれは大切ですが、それだけではない部分も重要だと思います。利益だけではなく、周辺の環境や建築、住人、地域の人びとをもっと幸せにするような発想やアイデアがないかと審査したのですが、全体として「賃貸住宅を刷新する」というような提案、これまでに見たことのないような楽しさが感じられる提案はなかなか見られませんでした。その中で2次審査に残った6案は、まだ理解しきれない部分もあり、逆に可能性が残っていると思いますので、2次審査では話を聞いて対話することで理解したいと思っています。

鍋島千恵
建築のカタチではなく建築に対する姿勢がたくさん盛り込まれている案が多く、読み応えのある審査会でした。最終審査に残った6作品は、賃貸住宅に求められる普遍的な問いから導き出された空間の提案というより、プログラムやソフトや住み方といった、どちらかというと「見えない」提案だったように思います。2次審査では皆さんの考えた新しい提案を「見える」ようにプレゼンしていただけたらと思います。

小林克満
今回、多くの建築的な試みがあったのと同時に、賃貸の制度やプログラムに対して真正面から取り組む提案が見られて非常によかったと思います。その中には、部屋の間取りの可変性や、部屋自体を追加で借りられるなど、今までの賃貸にはない借り増しの考え方もありました。その他、シェアハウスの提案も非常に多く、人と人との交流に対する欲求が高まっているのではないかと思います。それぞれの問題意識に対して、どのように解釈して建築的に答えを出すかがこのコンペのひとつの見所だと感じました。2次審査では、自分たちが何を問題として考え、何に賃貸の可能性を見出し、提案にどんな新しさを盛り込んだのかをしっかりプレゼンテーションしてもらいたいと思います。